2003年秋季九州大会団体戦

2003年11月1日(土)-2日(日)    

 
福大
九大
分大
長大
鹿大
熊大
西南大
北九大
勝点
勝敗
順位
福岡大学
*
4○
4○
6○
6○
5○
7○
7○
7
39-10
優勝
九州大学
*
5○
5○
6○
5○
7○
6○
6
37-12
2
大分大学
*
5○
7○
5○
7○
4○
3
33-16
3
長崎大学
*
4○
1○
7○
6○
5
23-26
5
鹿児島大学
*
5○
3.5△
1.5
16.5-32.5
6
熊本大学
6○
4○
*
7○
6○
4
29-20
4
西南学院大学
*
0
5-44
8
北九州市立大学
3.5△
4○
*
1.5
13.5-35.5
7

1日(土)
1回戦(vs西南大) 7-0 ○ 福大 7-0 北九大、分大 5-2 熊大、鹿大 3-4 長大
 最大の不安材料は未知数である1年生3人(桑江、井戸、原田)だろう。 あとK田君も時々爆死するから心配かな・・・(失礼)。 しかし観戦者達の勝手な不安をよそに7人ともきっちり勝って無難なスタートとなった。

2回戦(vs北九大) 6-1 ○ 福大 7-0 西南大、分大 7-0 鹿大、長大 1-6 熊大
 北九大は参加者6人だったので七将原田が不戦勝。 1年生強豪(大将)の伊藤君に今里が敗れたが、 読み筋通りの黒星だったのかチームにショックはなかったようだ。

3回戦(vs鹿大) 6-1 ○ 福大 5-2 熊大、分大 4-3 北九大、長大 7-0 西南大
 鹿大も6人参加だったため原田が2局続けての不戦勝。新人なのに強すぎます(笑)。 ここで桑江が初黒星を喫したが、残りは勝って6勝。 福大も熊大に2敗したため1日目の勝点・勝数が並んだ。首位タイで2日目へ。

2日(日)
4回戦(vs熊大) 5-2 ○ 福大 6-1 鹿大、分大 7-0 西南大、長大 6-1 北九大
 初日の3連勝に加えて、熊大に春は5-0勝ちしている。これで楽観し過ぎたのか、 ふたを開けてみれば川田が沈没しかかり、向上も九州大会連勝記録が止まりそうになり、 中本はヨレヨレに・・・彼らが「臨死体験」で済んだのが幸いだった。 福大や分大にも既に2勝ずつしていたのだから、もう少し気を引き締めないといけない。 ここでは春からこっそり勝ち続けていた井戸がついに敗れ、連勝は6でストップ。

5回戦(vs分大) 5-2 ○ 福大 6-1 長大、鹿大 3.5-3.5 北九大、熊大 7-0 西南大
 前局が長引いた影響か中本は初黒星を喫したが、 川田と向上は調子が上向いてきたようで連勝を伸ばした。 2不戦勝など怪しく連勝を続けていた原田もここでストップ。
 なお欠員1どうしの鹿大-北九大戦は3勝3敗。 空席の七将は共に0.5勝扱いとするよりなく、珍しい引き分けとなった。

6回戦(vs長大) 5-2 ○ 福大 4-3 分大、鹿大 5-2 西南大、熊大 6-1 北九大
 雪丸が勝勢の局面からトン死。原田が五分に戻すと川田が敗れる黒星先行のマズい流れ。 井戸、桑江が勝ってやっと白星が先行し、中本、向上も勝ったのでことなきを得た。 1年生がいなければと考えるだけでも恐ろしい試合だった。
 福大と分大の直接対決は福大が接戦を制し、九大との最終戦は全勝対決となった。

最終戦(vs福大) 3-4 × 分大 5-2 長大、鹿大 3-4 熊大、西南大 3-4 北九大
 8人のメンバーをどう並べるかいろいろ検討し(?)、 佐藤大王のお言葉に従い「プランA(??)」を採用。 配列としては上出来だったと思う。結果も数字の上では3勝4敗と接戦ではあったが、 福大の3枚看板にきっちり負かされており、力負けの印象が強かった。



 3年連続の王座戦を狙う今大会は12年ぶりの大分開催である。 応援のOB陣も、宗岡(別府市在住)、宮田(延岡市)、佐藤(裕)(大分市)と大分・宮崎県勢が集まった。 とくに宮田は九大応援団OB(元団長)。大声で応援する訳には行かないが心強い味方である。
 ところで、九大が留年者ゼロで臨んだ大会もいつ以来だろうか・・・ちょっと記憶にない(笑)。 ただ、学業重視(??)の代償か8人しか参加できなくなり、苦しい試合運びになってしまった。
 さて、今回の1年生3人は合計15勝5敗。 チーム勝数の4割を稼ぎ出す全く申し分のない成績である。 恥ずかしながら先輩達がオンブにダッコの状態で、次回は上級生も奮起しなければなるまい。 1年生達も来年の躍進を期待しよう。
 気になった点は、(1)早指し将棋やインターネット対局は多くこなしているが、 本番を想定しての20分60秒の対局練習が少なかった、 (2)福大-分大戦で分大の3-4負けを残念がっていた気持ちは分からないでもないが、 2番手であるとの意識が常にどこかにあったのだろう。 連覇している大学は直接対決以外はそれほど気にならないものだ。 共に今後の課題としたい。
 優勝を逃したのはOB達の健康にも良くなかったようで、ある者は発熱で去り、 ある者は頭が痛いと言い出し・・・OBの健康のためにも次回は優勝しようヽ( ´ー`)ノ


おまけ1(遠征の電車内で)
 日頃、六本松で活動している1-2年生たち。近くのカレー屋によく出入りしているが、 この店の山盛りカレーにはトイレで吐いたり良い思い出が無い。
 前管理人「1年生は全勝したらご褒美に山盛りカレーだ」
 現管理人「じゃあ、負けた場合はどうしましょうか?」
 前「1つ負けるごとに山盛り1食ずつだな」
 現「それじゃあ、全勝と1敗が変わらないじゃないですか」
 前「全勝に限って拒否権を認めることにしよう」
 試合前に「おいしくてつよくなる」お菓子を食べさせたのも効果があったのか、 初日は3人合わせて僅かに8勝1敗。 2日目はやや効果が薄れてきたようだが、それでも7勝4敗。山盛りカレー恐るべし。

おまけ2(初日の夜)
 大学院生のY岡はOBに夕食をおごってもらいご満悦であった。 そこへ「現役は明日も試合だからOBだけで2次会に行こう」との話に。 ところがY岡は何の迷いもなく2次会へ。
 某OB1「その時その時で現役だったりOBだったりするヤツだなあ」
 某OB2「OBなんだから当然飲み代は払うんだぞ」
  Y岡「・・・」

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九大将棋部