2003年春季九州大会個人戦

2003年5月5日(月)-6日(火)    

予選 5日(月)
氏名 学年1回戦 2回戦パート決勝  
A浦野浩一 3○山下(西南大) ●丸橋(福大)   
B向上 啓 2- ○黒木(福大)○達富(九工大) 予選通過
C井戸 1●村上(熊大)     
D中本一弥 4- ○林田(熊大)●射場(福大)  
E猪口 3●矢永(福大)     
E今里晋也 2○渡辺(福大) ●中村(長大)   
G川田哲郎 3- ○植田(福大)○安田(長大) 予選通過
H原田 1○森吉(福大) ○須藤(鹿大)●河原(熊大)  

 実は九大所有の対局時計が見付からず試合開始がかなり遅れてしまった。 これらは前日から会場に置いてあったのだが、置き場所についてきちんと伝えていなかったようだ。
 お客様ではないのだから、進行に支障がないか、何かが生じたら誰が対応するかなど、 遅れて来たシード選手達も少しは考えてほしい。 理由があって遅れてくるのであれば、時計・盤駒の担当者を前もって決めておくべきである。

個人戦は九大から8人が出場した。雪丸前理事長・冬季北九州学生名人は多忙により欠場した。
 Aパート・・・久し振りに参加した浦野は2回戦に進出したが敗れた。
 Bパート・・・秋春連覇を狙う向上は無難に予選通過。
 Cパート・・・団体戦3戦3勝だった新人井戸だが初戦で敗れた。
 Dパート・・・中本は元奨励会員にいいところなく敗れてしまった。
 Eパート・・・初出場の猪口は初戦敗退。
 Fパート・・・成長著しい今里だが2回戦で敗退。
 Gパート・・・川田も2回戦で死にかかったのだが辛うじて生還。予選も通過した。
 Hパート・・・新人原田はパート決勝へ進出。本戦入りが期待されたが、惜しくも敗退。
パート決勝に残ったのは4名。今回は2勝2敗であった。

敗者戦
 ところで、一部のOB達には本戦よりも予選敗退者の先着16人による敗者戦の方が注目された。 応募欠員でもあったのだろうか。修士課程進学で出場できなくなった吉岡に 「角落ちだったら特別参加していいよ」との誘いが来たのだ。

 吉岡茂雄(修士1年、特別参加)
  1回戦 ○(角落ち)
  2回戦 ○(相手の希望で平手)
  準決勝 ○(角落ち)
  決勝  ●南(福大)(角落ち)

 「特別参加なので賞品もナシ」の条件だったが 「優勝したら胴上げが賞品」などというデマ情報も流れた。 皆の期待に応えて決勝まで進んでしまったが、過去に平手で負けたこともある南氏に優勝を阻まれた。 さすがに手合い違いだったようだ。
 前夜飲み会+徹麻明けの状況下、ここまで勝ち進むとは本当は誰も思わなかっただろう。 次回以降は飛車落ちだね(笑)。


本戦 6日(月)
向上  啓(九州大学2年)─┐
 ├向上─┐
伊藤(北九州大学)─┘ │
 ├向上─┐
川田 哲郎(九州大学3年)─┐ │ │
 ├了戒─┘ │
了戒 大輔(福岡大学4年)─┘ │
 ├北川
河原(熊本大学4年)─┐3位 │初優勝
 ├射場─┐ │
射場(福岡大学1年)─┘ │ │
 ├北川─┘
中村(長崎大学)─┐ │
  ├北川─┘
北川(福岡大学1年)─┘

 本戦に進出した川田・向上は明暗を分けた。

 ベスト4に福大勢3人が残る中、向上が孤軍奮闘。 準決勝を制して学生名人戦出場を確保したが、決勝で福大の新人北川氏に敗れた。

 北川氏は九大OBが開設した九棋会小倉支部の出身。 団体戦でも大将で全勝しており無傷の大会となった。

TopPage
九大将棋部