(一月二十一日更新)平成9年度秋季九州大会個人戦成績掲載

九大勢ベスト8に一人も残れず・・


秋季九州大会個人戦は十一月二十四、二十五日に熊本大にて九州全県から12大学61人を集めて開催された。秋季の大会は十傑戦の出場権(一人)を争うため春季に比べ全国大会への道は厳しく,また春同様に個人戦のみに照準を合わせている九州内の学生強豪も多いため、飛び抜けた実力者のいない九大勢の苦戦は明らかであった。



個人戦個人成績


左が九大、上から低学年順
一回戦 二回戦 三回戦
●関 --○堤田(佐賀) ○吉岡--●林 (熊学) ●吉岡--○武村(九産)
●北野純--○貝嶋(北九) ●安部--○猿渡(熊学) ●丸山--○山田(沖縄)
○吉岡 --●緒方(鹿児) ●中島--○田辺(福岡) ●平野--○海平(鹿児)
○安部 --●永川(鹿児) ○丸山--●鰺坂(鹿児)             
○中島 --●吉見(大分) ○平野--●青木(大分)             
○丸山 --●足立(佐賀)                          
○平野 --●椎場(九東)                          
●北野貴--○星出(佐賀)                          


決勝トーナメント



<決勝の棋譜はこちら>



<総評>
優勝したのは春に続いて佐賀大の星出氏、準優勝には沖縄大の山田氏であった。そして我が九大勢は誰一人として予選パートを突破することができずベスト8に1人も残れないという前代未聞の結果に終わってしまった。私見では1人くらいはベスト8に残るだろうと思っていたが、どうやらその考えは甘かったようである。
さて、九大将棋部は今後の課題が山積みである。私はそれについてどうこう言える立場ではないので多くは語らないが、私個人としては将棋部全体のレベルの底上げが必要だと感じている。昔から言われていることだが、九大将棋部は人材を育てるのがヘタクソである。下級生を育てる時間があったら自分の勉強をしたほうがいいとか、そんなことをしたら自分の立場が脅かされて困るといった部員も少なからずいるが、それはどうだろうか。春の大会で本当に優勝したいのであれば、その辺のことについてもう1度考え直して欲しいと思うと問題提起をするだけして終わりにしたいと思う。





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九大将棋部